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2008年1月17日 (木)

前例踏襲の法則?

今日はやや長文ですので、斜め読みしてください。

銀行の業務というのは、そのほとんどがルーティンワークであり(というか全て規定で決められている)、あまり自分の持ち味というか色を出すことが出来ません。例えば、お客さまからの借入申し込みについて、貸出稟議を書くとき、借入金額、資金使途、返済期間、返済方法、金利等々をヒアリングし、担保や過去の取引振りを総合的に見ることになっているのですが、その全てが規定で決まっています。規定どおりにやらないと稟議ははねられ、あまり自分の味を出せないと思います(思いました)

一言でいうと、銀行業務って面倒くさいんです。ひとつの仕事について10やることがあるとすると、1から順に2.3.4.5・・・と順にステージを上がって行き10までやらないと、仕事として成立しない、つまり100%の完成度じゃなくてはダメなんです。これが結構面倒くさい。

ただ、次から次へと他の仕事が降ってくるので、その仕事ばっかりやっているわけにはいきません。では、どうするかというと、「前例を踏襲する」のです。文頭に言いましたとおり銀行業務というのは、そのほとんどがルーティンワークであり、純新規でなければそのほとんどは前担当者がやっています。それを見てマネすれば良いのです。そうすると、その仕事だけに力をそそぐことなく、次の仕事に取り掛かれることになります。

と、「前例踏襲の法則」に気がついたのが、銀行へ転職してから1年半たった平成19年の6月ころ。前例をちょこちょこっとマネて、やりすごしちゃえば出来ちゃうんです。カレント・エクスポージャーという用語が分からなくても、前例に似た数字が前例をマネた計算で算出されれば、カレント・エクスポージャーがいくらになるか、答えは出ちゃうんです。

でも、前例踏襲の法則は、ややもすると自分の頭で考えることがなくなります。理由は、あまり考えなくても出来ちゃうから。仕事が完成しちゃうから。「前例がこうだから」という(あまり当てにならない)理由で、その理由について深く考えることをせずに、次に進んでしまうので(進めてしまうので)、思考停止状態でネクストステージへ行けちゃうんです。

と、危機感を最近になってやっと感じました。おっそー。

その危機感から、最近はすこし遠回りして、そのステージごとの仕事の意味について考え、意味が分かった上でやるようにしています。カレント・エクスポージャー方式とは再構築コストとポテンシャルエクスポージャーを合計したものであり云々・・・を調べて理解して。。。前例踏襲の法則はテクニックとしては良いけど、頭に入ってこないし、その仕事をすることによって得られるものがない。つまり費用対効果が悪く、なにもやっていないのと同等だなと思います。

それに、その遠回りも、長い目で見れば最終的に近道かな、と思います。

異業種からの銀行転職組、史上最速でのマネージャーへの道、挑戦続きます。

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